正義感から暴走する脳
先日、たまたま見かけたものがある。
男が優先席に座っていた相手に注意しようとしてトラブルに発展したという内容。
些細なことからトラブルに発展してしまったのは割と誰しもが一度は経験したことがあるのではないだろうか。(公共の場ではなく、家庭内などで)
些細なことからトラブルになることはある。しかし、上記の男は刃物を持ち出して相手を襲うことにまで発展してした。
恐らく男も刃物を持ち出そうとは思っていなかっただろう。しかし、男は事件を起こしてしまうほどに暴走してしまった。
人間は冷静になれば考え直せることでも、暴走しているせいでとんでもないことをやらかしてしまうことがある生き物なのだ。
今回は「正義感で暴走してしまう」ことについて語っていく。
正義感に酔う脳
人間の脳は残念なことに理性より快感が勝つ。
冒頭であげた事件でも、危害を加えた男は理性より快感が勝ってしまったのではないだろうか。
じゃあ、この快感は何から生まれるのか。
なんと、正義感からである。
「輪を乱す人間」や「1人だけさぼっている人間」を傷つけることで得られるドーパミン分泌による快感である。
「優先席に座っているのを注意しただけ。あいつが悪い」
こんな感じで暴走してしまったのではないだろうか。
正義感から快感が生まれるのはなぜ?
正義感からの行動でなぜ快感が生まれたのか?
これは集団生活を守ろうとした結果からだと推測できる。
人間は集団を乱す存在から集団を守る必要がある。守らないと集団が維持できないから。
輪を乱す人間を迫害することで快感が得られるのは、人間のシステムがそうなっているからと言っていいだろう。
歯止めが効かない理性を制御するには
前述したように、人間の脳は理性より快感が勝ってしまう。
誰しもが暴走してしまう可能性は否定できない。では、暴走してしまわないようにするにはどうすればいいのだろうか。
持論になるが何か言いたくなっても知らんぷりをするしかないと思った。
何か言われた場合はすぐ謝るが一番だと思う。
自分が第三者的に見て正しい自信があっても相手にしない。
これが唯一の自己防衛。むしろこれしか考えられない。
なんだか暴論で終わらせてしまったが、これが今の私の脳みその出せる限界。
今回はここまで。
それでは。