見た目は大人、中身は子供な幼児的万能感について
どうも、宙ぶらりんです。
今回は他人事には思えない幼児的万能感についての話。
とくに根拠はないが自分はなんでもできると思ったり、自分は本気をまだ出していないだけで本気をだせば周りを圧倒できると思っていたりしませんか?
もし心当たりがあるのなら、それはあなたが幼児的万能感が強く残っているからかもしれません。
目次
幼児的万能感とは?
幼児的万能感が一体どういったものなのか説明すると
- 幼児特有の万能感が強く残っている
- 本気を出していないアピール
- 根拠はないが、自分はなんでもできる
- 何もしないことで自分を守る
- すぐに諦めてしまう
このような自分なら出来るといったり、極端に自信喪失する気持ちのことを指します。
万能感は子供の頃に誰しもが持ち合わせているものであって、大人になるにつれ成功や失敗を繰り返し、徐々に自分に出来ることに限界あることを知ることで万能感は失われていきます。
しかし、成功や失敗の経験が少ないことで幼児的万能感が強く残っていると、自信過剰になったり、逆に自分は何をやってもできないという気持ちになってしまいます。
幼児的万能感の危険性
幼児的万能感で特に危険なのは、「何もしないことで自分を守ること」です。
何かに打ち込むわけでもなく、周りとの競争することで自分の才能の無さを自覚してしまわないように...
これ、本当に危険です。
だって、本当は才能があるかもしれないのに見逃すことになったり、「何もないから積み上げていこう」という前向きな気持ちになれないからです。
知れば知るほど怖くなる幼児的万能感
記事を書いている中で凄く恐怖心を感じています。
「他人事とはまるで思えない。むしろ、私自身が幼児的万能感に当てはまるのでは」
そう本気で思っています。
きっとこの考えは大多数の人にも言える話ではないでしょうか。
もしかしたら、この記事を読んでくださっているあなたにも当てはまる部分があるんじゃないでしょうか。
医師の診断を見ない場合「自分は絶対に違う!」とはなんとも言いづらいものです。
まとめ
誰しもが持っていたはずの万能感。
私たちは大人になるにつれて、子供の頃に見ていた世界から離れて現実を少しづつ知ることになります。
なんとなく寂しい気持ちになってきますが、これはきっと精神的に自立の第一歩を歩み始めたということだと個人的に思っています。
もし、幼児的万能感が自分に強く残っていると感じている人がいたら、一歩前へ動き出しましょう。絶望するかもしれません。だけど、きっと好転するはずです。
空想の世界から逃れることが出来たのだから。
今回おすすめする書籍はこちら。
きっと一度は目にした・耳にしたことがあるのではないでしょうか。
現状は自分が選んだものという厳しい意見が書かれていますが、全てを振り出しに戻すにはぴったりの書籍です。
『幸せになる勇気』は続編という形になっていますが、個人的にはこちらがおすすめです。
今回はこれまで。
それではまた。